=2024年2月期ゴルフ練習場業界動向=
2024.4.19更新
長かった反動減に終止符を打ち、ようやく回復の兆しが見えてきた。経済産業省調査統計グループ発表の2024年2月期の練習場業界動態は、売上高で前年同月比1.9%の増加となった。もっとも今年はうるう年、手放しでは喜べないが、昨年8月を底に徐々に右肩上がりとなり、プラス域まで這い上がってきた。利用者数は土日祭日が同5.3%の増加となり、平日を含めた全体では同0.8%の増加になった。利用者一人当たりの売上高は1,507円で、前年同月比では1.1%の増加だが、月ごとの推移では1月より45円少なくなった。例年2月は消費気分が高まる1月の影響で落ちているが、1,500円台はキープした。
今後も続く異常な生活物価、光熱費の高騰を背景に、消費の引き締めは一層顕著になるものと思われ予断を許さない。(調査対象は札幌市、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡の約250サンプル。速報値)。
他の対個人サービス業は、相変わらず「遊園地・テーマパーク」の人気がすごい。「結婚式場業」が大幅伸び。
・対個人サービス業売上高 2024年2月期 前年同月比増減率 ▲はマイナス
ゴルフ場 ▲3.9%
ゴルフ練習場 1.9%
ボウリング場 12.3%
遊園地・テーマパーク 24.3%
パチンコホール 7.0%
葬儀場 6.5%
結婚式場 20.6%
外国語会話教室 ▲4.7%
フィットネスクラブ 3.8%
学習塾 ▲0.3%
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2023年「全国ゴルフ練習場の経営調査結果」データを公開しています。2023.6/15更新(各種データと分析をクリックしてください)
◎2022年度(2022.4〜2023.3)「全国ゴルフ練習場の施設数と利用状況」を公開しています。2024.1.25更新(各種データと分析をクリックしてください)
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